「人類は残念ながらビタミンCを体内でつくれません」というCMがありますが、
ホモサピエンスサピエンスの我々だけでなく、すべての人類(クロマニヨン人・ネアンデルタール人etc.)が体内でCをつくれなかったのでしょうか? また、人類に近い「霊長類」はどうですか? 人類以外の多くの動物はCをつくれるのでしょうか?
ビタミンC合成酵素は、ヒトでは『偽遺伝子』という形で第8番染色体に残っています。 偽遺伝子(pseudgene)は、多くの変異・欠失が蓄積した結果、不活性になり機能しなくなった遺伝子の事です。(ビタミンC合成酵素は偽遺伝子の例で有名なので検索すればヒットすると思いますよ)
ヒトなど様々な哺乳類は食べ物でビタミンCを摂取する事が出来るため、合成する必要が無くなり退化してしまったと考えられています。 現在は合成できないものの偽遺伝子があるという事は、先祖はビタミンCの合成が出来ていた可能性がありますね。(あくまで可能性と考えてください)
チンパンジーなどもこれに該当します。
哺乳類の中では、モルモットとサルの仲間が作れません。猿人、原人も作れませんでしたし、霊長類も作れません。ビタミンCを合成する酵素がないので。
ボクは小学生でしゅが…
サルの仲間とモルモットだけがビタミンCを合成できないことは小学生の家庭科で習いましゅたよ。
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