私は現在28歳女性です。四年連続で健康診断を受けていますが、毎回クレアチニンの値が要検査の値に差し掛かるぐらい高めと出ます。
以前、クレアチニンの値を下げるには、ビタミンCから得る効能が有効で、毎日レモン半分を摂取した患者はクレアチニンの値を下がったという報告があると聞いたので、私も一回目の健康診断の後から毎日欠かさずポッカレモン100を20ml飲んでいます。そのままだと飲みにくいので、野菜ジュースでレモン100を割って、四年間欠かさず飲んできました。
しかし健康診断の結果は毎年全く変化はありませんでした。
先日、テレビでにんじんはビタミンCの成分を破壊してしまうと言っていたのですが、野菜ジュースにレモン100を入れてもにんじんの成分でビタミンCが摂取できていなかったのでしょうか?
どなたかお分かりになられましたらご指導お願いします。
私は 人参の栽培をしている専業農家です 医学的には正直わかりかねますが 人参の事をお話しさせて頂きます
にんじん栽培において 生ジュースも含めて 健康を害するということに対して 基本的に、心配する必要はありません。
ニンジンに含まれる成分質のアスコルビナーゼをビタミンCと一緒に摂取すると 確かにビタミンCは破壊されるといわれております。今の日本で野菜類の物質を特定して論じるのは、日本の栄養学の特徴です。アスコルビナーゼに関する常識は、ジュース療法などで多くの患者の治癒という奇跡を生み出してきたのも事実です。
生にんじんがビタミンCを壊すとされておりますが、実際にジュースにする上で気になることでは無いと思います。ジュース療法で、にんじんがベースに使われることが多いですが にんじんに含まれるカロテノイドの多量摂取があらゆる疾患に効果を発揮するからと言われております。もともとにんじんでビタミンCを補おうとしているわけではありません。
むしろ ビタミン摂取より カリウムの摂取量を控えた方が効果がある気がします
ジュースでビタミンCの補給もとても重要ですが、ジュースでとろうと思えば主に柑橘系の果物ジュースということになります。
気になるようでしたら 人参ベースのジュースに レモンや酢を多少加えると ビタミンCの破壊効果を減らすことが出来るといわれております。レモンや酢の酸がアスコルビナーゼの活性を抑えてくれます。
しかし クレアチニン高値は腎障害との因果関係もある気がします 野菜にはカリウムと言う成分が含まれており これが腎障害には大敵です 抑制方法は簡単で 野菜料理前に 生野菜を湯などで加熱処理を行うことにより カリウムを抑えられます(そのまま 加熱調理をすると 湯にカリウムが残るので 湯で野菜を加熱 1度その湯を捨て 改めて調理するとカリウム摂取を抑制できます)
しかし 加熱処理を行うとともにビタミン組織も分解されると思うのでお勧めできません
にんじんや ビタミンCより 腎障害でしたら カリウム摂取を抑えた方が 効果があると思います
当園でも扱いがありますが 無農薬にんじんをジュースにし 国産レモンや酢等を少し混ぜる事によりビタミン破壊組織を抑制でき がん予防にもなるβカロチンとビタミンCを毎日多少摂取出来ると思いますが にんじんに限らず 生野菜はカリウムを多く含んでいますので どちらを優先するかは 専門医にお尋ねください 私はにんじん生産者として にんじんの特性をお伝えすることしか出来ませんので お役に立てるかはわかりませんが ”継続は力なり”あきらめずに がんばってください
PS
人参ジュースを毎朝コップ一杯飲むことにより 前日や就寝中に体内に蓄積された 畜成分質が活性化され 尿便数が増えるということも聞いております それにより腎機能が活性化され 結果 クレアチニン値がさがる気がします
専門医ではないので 参考までにして下さい
一通り大学(歯学部)で基礎医学勉強しましたが
ビタミンCを飲んだからといってクレアチニンが下がるなんて聞いたことありません。
クレアチニンが上昇する最大の要因は腎臓のろ過能力(クレアチニンクリアランス)が下がっているからです。
現代人はビタミンCの接種量は推奨例の100%を軽く超えている方がほとんどです。
泌尿器下にいって精密検査受けたほうがいいと思います。
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