犬はビタミンCが体内で合成可能ですか?
以前知恵袋の間接回答で「犬はビタミンCが体内で合成可能」なので不要との記述を読んで以来
疑問に思い続けて来ました。
猫はライオンの仲間だから合成できないだろうし、熊は犬の仲間だけどどうなんだろう?
もし犬だけが出来るとすると、新化の過程でなぜそのような能力を獲得する必要が有ったのか?
どなたかスッキリさせて下さい。
ビタミンCを体内で合成できない哺乳類としては、人などの霊長類やモルモット(テンジクネズミ)が知られています。
その他の動物(犬や猫や熊やライオンなど)は、体内で合成できるらしいですヨ。
↓テンジクネズミ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%AF%E...
抜粋:モルモットが特に実験動物として優れている点として、人間と同様に
Lグロノラクトンオキシターゼと呼ばれるブドウ糖をビタミンCに変換する酵素を持っていないため、
ビタミンCを体内で生成できないこと、
↓ウイルス進化論の難点
http://members.jcom.home.ne.jp/natrom/virusevo.html
抜粋:ビタミンCのなぞ
なぜ人間だけがビタミンCをつくれないのですか?という章で、中原・佐川は以下のように書いていています。
この人間がビタミンCをつくれないということも、ダーウィン進化論では説明することができない大きな謎のひとつです。
地球上のほとんどすべての生物はビタミンCをつくることができます。
ところが、人間とごく限られたサルとネズミの仲間だけが、自分の力でビタミンCをつくることができません。
わたしたちの祖先は、あるときビタミンCをつくる遺伝子の働きを抑える遺伝子をもったウイルスに感染したと考えるのです。
そうすると、人間がビタミンCをつくれないことを説明できます。
人間はビタミンCをつくれなくなるようなウイルス病にかかったのかもしれません。
(※この説は、近年では否定的な見方をされているようです)。
ODSラットにおけるGLO遺伝子の異常は、通常のヒトの遺伝病の場合に見られるような単一の変異に基づく。
これに対して、ヒトとモルモットのGLO遺伝子の異常は、多彩な変異が数多く遺伝子中に存在する点が特徴的である。
これらの動物の祖先は、進化の過程で突然変異によってGLO欠損を起こしたにもかかわらず、
食物からビタミンCを摂取することができるような環境に生息していたため、
その変異は生存に有利でも不利でもない中立的なものであったと考えられる。
ヒトとモルモットのゲノムに存在するGLO遺伝子は、そのような遺伝子が偶然に種全体の中に
固定されたものであろうと考えられ、中立進化説を説明する上で格好な例である。
(※チョッと解り難い説明ですが、要は、突然変異でビタミンCが作れなくなっても、食べ物から得られるので、問題無しといった意味です)。
※肉食動物の内臓喰いは、何もビタミンC狙いだけではないようです。
体内で合成できないビタミンもあるし、各種ミネラルを手っ取り早く摂取するには、
内臓が1番効率が良いのでは?(半消化された獲物の食べ物や、獲物の腸内細菌の生産物など)。
※一般に肉食動物は、草食動物に比べ、植物質の利用能力(消化能力など)が、劣っていますから・・・。
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